期間中毎日更新ライブスコアドロータイムテーブル・試合結果
大会アンバサダー潮田玲子 本大会を盛り上げる大会アンバサダーをご紹介します

もっと見る

スマッシュクイーン

YONEX OPEN JAPAN 2014のスマッシュクイーンをご紹介します。

詳細

もっと見る

NEWS

本戦1回戦
6/11(水) 山口茜、世界1位の前に散る。
垣岩/前田は攻守に隙なく完封勝利!

男子シングルス1回戦

上田拓馬(日本ユニシス)21-10 / 15-21 / 21-13 グルサイダット・R.M.V.(インド)

スマッシュ王子、経験の差を見せる

トマス杯の第3シングルスで大金星をあげて、一躍、時の人となった上田は、世界ランキング30位のグルサイダット・R.M.V.(インド)と対戦。スマッシュを中心とするハードヒッターに対して、落ち着いた球回しでラリーをする上田は、序盤から点数の取り合いで、11-7と僅差でリードしてインターバル。
だが、上田の速く低い球回しで徐々に、優位に立ち、21-10と後半に大量得点で第1ゲームを先取。

だが、うって変って、第2ゲームは出だしから0-6と大きくビハインド。上田のラリーに対応し始めたグルサイダットが攻め続け、第1ゲームとは対照的に上田にもミスが出始めた。持ち前のしぶといラリーを続けるが、4-11と点差は縮まらない。後半も、「単調になった」とラリーを改善できず、相手にエースショットが増えはじめた。結局は15-21で第2ゲームは落とした。

ファイナルゲームは、序盤からシーソーゲームが続き、11-8と上田がリードする。さらにここから「スピードアップした」と意識的に速い展開のラリーを繰り広げ、相手を圧倒。一気に点数を重ねて、21-13と快勝。最終的には、うまくゲームをコントロールした上田だった。
自己5度目のこの大会、経験値の高さがうかがえる試合運びで2回戦へと駒を進めた。


男子シングルス1回戦

桃田 賢斗(NTT東日本) 21-13 / 20-22 / 12-21 ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)

期待のルーキー、逆転負けを喫する

先日のトマス杯でも大活躍した弱冠21歳の桃田賢斗が初戦に顔を合わせたのは、世界ランキング3位のデンマーク選手のヤン・ヨルゲンセン。
第1ゲーム、序盤は、相手の長身から繰り出される攻撃力に翻弄されリードされながらも、中盤以降は、しぶといラリーと低い球回しで相手のスマッシュをかわした。特に、ネット前からは、長いヘアピンや前後左右へ緩急をつけた多彩なショットで、ヤン・ヨルゲンセンの強みを完全に封じ込め、21-13とあっさり奪う。
第2ゲームも、相手のミスに助けられ、序盤からリード中盤、15-7と大量リードする展開となった。しかし、ここからヤン・ヨルゲンセンが力強い声とともに気迫を全面に出し、テンポを上げ始める。スマッシュとドライブで終始攻め続けパワーで押し切るラリーを展開していく。「ネット前のヘアピンは警戒されている」と思った桃田は攻めの形を作れず、徐々にヤン・ヨルゲンセンのペースになっていき、連続8ポイントで16-15と1点差まで詰め寄られる。しかし桃田は果敢に前に詰めて19-16とリードを広げるが、「勝てると思って安心してしまった。」という心の隙をつかれ、ヤン・ヨルゲンセンの攻勢に合う。「攻められた時に、ひいてしまった」と 、20-20で追いつかれ、20-22で奪われてしまう。
ファイナルゲーム序盤は、これまでの激しいラリーと比較してゆっくりとした展開が多くみられるようになり1点を争う好ゲームになる。しかし、その後は、ヤン・ヨルゲンセンの持ち前の力強いショットの前に桃田は圧倒され、一気に10-19と点差をつけられ、結局、12-21でゲームセット。

スマッシュとドライブに関しては、背が高くパワーのあるヤン・ヨルゲンセンに分がある試合展開だった。「2ゲーム目からフィジカル面で疲れがでた。」と桃田が語ったように、後半になるにつれ、ショット・動きともにキレがなくなり、相手の球威に押し切られる形となった。
今回、トマス杯の反響もあり、多くのメディアや観衆に囲まれながらの試合とはなったが、「注目されてやるのは価値がある。緊張はしたが、注目されるのは嬉しい」と、大きな舞台での経験は着実にメンタル面で成長している様子で、今後の躍進を期待できる試合だった。


女子シングルス

リ・シュェルイ(中国)17‐21 / 21‐19 / 21‐18 山口 茜(勝山高校2年生)

高校生の前回覇者山口はロンドンオリンピック金メダリストを追い詰めたが一歩及ばず

ロンドンオリンピック金メダリストで'13世界選手権2位、'14マレーシアオープン優勝、全英選手権2位と安定した戦いを見せるリ・シュェルイに昨年のこの大会を史上最年少で日本人初優勝を飾った山口が挑む注目の好カードとなった。

第1ゲーム立ち上がりに山口がクロスカットを鮮やかに決めると、平日にも関わらず詰めかけた多くの観客ファンから"ナイス"の歓声と大きな拍手が沸き起こった。この大舞台で力まずに淡々と自分のプレーを貫く山口は、リ・シュェルイのネット前の厳しい攻めにも対応して徐々に点差を広げていく。バック奥に追い込まれながらも体幹の強さを見せて鮮やかにクロススマッシュを決めてついに20‐12とゲームポイントを握る。しかし簡単にゲームを落とさないのが数々のタイトルを手にしてきたリ・シュェルイ。粘りのレシーブで連続5ポイントを奪い追い上げをみせるが、最後はドライブをネットにかけて山口が21‐17でこのゲームを奪う。

第2ゲームに入っても山口は前半勢いそのままに5‐2とリードする。しかしリ・シュェルイの上手さはカットやスマッシュを簡単に決めて何気なく1本を奪うしたたかさ。さらに相手スマッシュをバックハンドレシーブで返すクロスロブやネット前の速さとヘアピンのタッチの高さは強さを感じさせる。山口は8‐10と逆転されてもしぶとく離されずについていく。「我慢してついていけたのが良かった。ノータッチをいかに少なくするかが課題だったが良かった。」と山口は中盤追い上げ15‐14と逆転する。特に14‐14の同点とするストレートスマッシュを決めると、思わずリ・シュェルイはコートにしゃがみ込んでしまった。しかし「自分が上だという意識を持ち、逆転できると思い戦いその通りになった。」と山口以上に我慢したリ・シュェルイが再逆転し21‐19とこのゲームを奪い返した。

ファイナルゲームに入ると山口が相手の連続ミスで5‐1とリードする。「通常はラリー展開をしながら攻撃を仕掛けてくるが、山口は身長が低いにも関わらず突然攻めてくるタイプだ。しかし自分はこの大会にしっかり準備してきた。」と自信を覗かせるリ・シュェルイが追い上げを見せ、お互い一歩も譲らず終盤を向かえる。山口は連続2ポイントを奪い17‐16と1点リードしたが「この時勝てると思った。勝ちを意識してしまい攻撃でミスをしてコースを狙えなくなってしまった。相手が一枚も二枚も上だった。」と最後までもつれた試合は結局18‐21で奪われてしまった。

山口は試合後「負けてしまったが楽しかった。自分らしいプレーが沢山出せたと思う。相手の速いスピードについていけたが、攻撃のミスや攻めきれなかったことはもう少しだったかなと思う。自信になったし手ごたえがあった。」と世界ランキング1位との戦いは大きな収穫となった。


女子シングルス

キャロリナ・マリン(スペイン)21‐11 / 21‐16 三谷美菜津(NTT東日本)

スピードと粘りが身上の三谷は本領を発揮出来ず初戦敗退

世界ランキングはキャロリナ・マリンが11位に対して三谷が13位と力は拮抗しているが、2人の対戦は今回が初めてとなった。'13全日本総合チャンピオンとしての戦いが注目された。

第1ゲーム序盤、三谷は自分のミスで連続6ポイントを奪われてしまう。身長差が10センチありリーチが長いキャメロリナ・マリンのフォア奥からのストレートのカットやスマッシュに対応が出来ずに点差は広がってしまう。18‐6と離されてしまうと三谷の攻めも単調となってしまい自分らしさを出す間もなく21‐11で奪われてしまう。
「サウスポーでパワーもあるので我慢してついていこうと考えていた。だが我慢する前にミスをしてしまった。昨年から痛めている右ひざの状態も良くない。練習でも追い込めずに不安があった。」と三谷が振り返ったように第2ゲーム中盤までは1点を争う展開となったが、勝負所で力を発揮出来ずに21‐16のストレートで敗れてしまった。

三谷は「少し気持ちの面で疲れている部分もあったが、みんな同じなので切り替えていかなければならなかった。」と悔しさを滲ませた会見となった。

これに対し快勝のキャロリナ・マリンは「自分が思い描いた通りの試合が出来た。初めての日本での試合だったので楽しみにしていた。ベスト8が目標。」とコメントした。


女子ダブルス1回戦

垣岩令佳/前田美順(ルネサス) 21-11 / 21-12 チャン・ツーカ/ツェ・インスェット(ホンコンチャイナ)

攻守に安定感をみせて相手を完封

世界ランキング6位の垣岩/前田と世界ランキング77位のチャン・ツーカ/ツェ・インスェットが対戦した。これまでの戦績は2勝0敗で垣岩/前田が勝っている。垣岩/前田は昨年秋からペアを組み始め、今年に入ってさらにコンビネーションが高まり、韓国オープン、マレーシアオープンともに3位と好調だ。

第1ゲーム、お互いに点を取り合い、11-10と垣岩/前田がリードする場面から長いラリーになるものの、レシーブ力、アタック力の総合力で相手を上回り連続ポイントを重ねていく。「3回目の対戦でもあり、ビデオでしっかり分析して、対策を練ってきた。また、相手もミスも多かった。」と垣岩が振り返ったように危なげない試合巧者ぶりを発揮して21-11で奪う。

第2ゲームに入っても流れは変わらず、垣岩/前田が終始有利に進めていく。左と右からの猛攻にも冷静に対応し、レシーブではしっかりと四隅に打ち分け、アタックでは我慢強く打ち込み、得点を重ねていき、21-12で2回戦へ駒を進めた。

試合後、「この体育館に慣れるためにもいいプレーができた。いいイメージで(明日の試合に)臨みたい。」と手ごたえで意気込みを語った。2回戦は阿萬絵里香/鈴木温子(ヨネックス)をファイナルで下したフン・ヴィヴィアン・カームン/ウン・ケウェイ(マレーシア)と対戦する。


混合ダブルス1回戦

早川賢一/松友美佐紀(日本)  21-10 / 22-20 スッケー・プラパカモル/サラリー・トゥントーンカム(タイ)

勢いの止まらない日本ペア 格上相手に見事ストレート勝ち

世界ランキング19位の早川/松友ペアは、本大会第4シードで世界ランキング7位のタイペアと対戦した。試合は序盤から白熱し、スマッシュの応酬が展開される。しかしタイペアは要所でミスを連発し、日本ペアは11-6とリードしてインターバルを迎える。その後も日本ペアの勢いは止まらず、早川の巧みなゲームメイクで相手を突き放し、21-10で第1ゲームを奪取する。

第2ゲーム、後のないタイペアは必死の反撃を開始し試合は一進一退の展開となる。インターバル後、タイペアの緩急織り交ぜたプレイが功を奏し、ゲームポイントを先に握られてしまう。しかし、日本ペアは脅威の追い上げを見せ、ついに20-20の同点に追いつく。最後は日本ペアの怒涛のアタックで相手を突き放し、22-20で第2ゲームを取り、格上相手にストレート勝ちを収めた。

試合後、早川は「相手のミスが多かったので助けられた。」と語り、松友は「ネット前に出ても弱気になり、すぐにしゃがんでしまい相手に有利なパターンになってしまうことが多かった。相手の女子選手よりスピード、テクニック共に自分が上だから強気でいけ。」と早川からアドバイスをもらい勝ちきることができたと語った。

一方、タイのスッケー選手は「自分たちの持ち味のアタック力が通用しなかった。相手の高い守備力と粘りの長いラリー力にやられてしまった。」と悔しさを滲ませた。


  • YONEX
  • BWF
  • メットライフアリコ生命保険株式会社
  • 日本バドミントン協会
  • 「アミノバイタル」│味の素株式会社
  • 日本ユニシス株式会社
  • サッポロビール株式会社
Copyright(c) 2004-2014 Nippon Badminton Association All Rights Reserved. 掲載の写真、記事の無断転載及び複写を禁じます。