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NEWS

14(土) 田児賢一の前に、世界王者の壁が立ち塞がる。
女子ダブルス、史上初の日本人同士による頂上決戦が決定!

6月14日 男子シングルス 準決勝

リー・チョンウェイ(マレーシア) 21-15/21-17 田児 賢一(NTT東日本)

世界王者の壁は厚く、牙城を崩せず

世界ランキング1位で今年に入ってから全英選手権、マレーシアオープン、インドオープンなどで優勝し、名実ともに世界王者のリー・チョンウェイと日本が世界に誇る世界ランキング4位の田児が通算18回目の対戦となった。これまでは17回戦って、昨年10月のフレンチオープンで初めての勝利を上げた田児が強敵を相手にどこまでできるか注目が集まった。

第1ゲームはリー・チョンウェイが圧倒的なスピードで前に詰めてプッシュを決めて幕が開ける。お互いにライン際への厳しいショットをギリギリのところでリターンするラリーにつめかけた多くの観客の視線が釘付けになる。そんな中、スピードとショットの精度の高いリー・チョンウェイが着実に得点を重ねていく。田児はアタック力で注目されることが多いが、レシーブ力も高く、スマッシュレシーブでリー・チョンウェイの体勢を崩し、逆にスマッシュを決めて11-8と詰め寄る。しかし、リー・チョンウェイは勝負所でのスマッシュやプッシュをしっかりと決めて反撃を断ち切り、17-11と点差を広げる。最後はドロップを決め、リー・チョンウェイが21-15で奪う。

第2ゲームは「リー・チョンウェイに走られてしまうと今の自分では太刀打ちできない。そうなる前に阻止しないといけない。」という田児がコートを大きく使って前後左右に揺さぶり、リー・チョンウェイの強打をしのぐ我慢のラリーで3-1とスタートする。しかし、田児の狙いをスピードで打ち破るリー・チョンウェイの破壊力はすさまじく、連続6ポイントを奪いあっさり逆転する。10-16と田児が追いかける場面でリー・チョンウェイのライン際のスマッシュをダイブしてリターンして最後は気迫のスマッシュで決めたのをきっかけに連続4ポイントで2点差まで詰め寄る。しかし、反撃もここまで、最後はリー・チョンウェイのドライブがネットに当たり、不運にも田児のコートに入り21-17でゲームセット。試合後、固い握手を交わし、お互いの健闘を称えると会場からは大きな拍手が沸き起こった。

試合後、リー・チョンウェイはこの大会前人未到の5度目の優勝に向けて、「自分の調子をあまり良くないが、良い試合をしたい。」と意気込みを語った。一方田児は「リー・チョンウェイはオーラが違う。スピード、パワーなど全てが違うが、それを言い訳にすると自分の成長が止まってしまう。」と今後への強い気持ちとさらに上を目指す決意を話し、「すばらしい会場、素晴らしい観客の前に試合ができてよかった。もっと長くコートに立っていたかった。」と悔しさを滲ませた。


フー・ユン (ホンコンチャイナ) 21-13 / 19-21 /21-14  ヤン・ヨルゲンセン (デンマーク)

クールな男が吠えた。フー・ユン、巧みなゲームメイクで決勝の舞台へ

昨日の準々決勝で中国の大きな壁を破った2人が顔を合わせた。ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)は中国の生ける伝説ことリン・ダンを、フー・ユン(ホンコンチャイナ)は中国の現・エースであるチェン・ロンをそれぞれファイナルゲームで撃破しており、勢いに乗っているという意味ではどちらも互角、注目のカードとなった。

第1ゲーム、ヤン・ヨルゲンセンが躍動感あふれる動きで上がってきた球を打ち込めば、フー・ユンは柔らかいラケットワーク、ライン際を捉えたカットショットでクレバーに得点をあげていく。前半、中盤とフーが繰り出す緩急自在のラリーに苦しむヨルゲンセンだったが、7-13とビハインドの中盤でギアを入れ替え、徹底した相手ボディへのスマッシュ連打で5連続ポイントをあげ、12-13とする。しかし冷静さを保ったフーは勝負どころの甘い球を確実に決め、21-13でゲームを先取する。

第2ゲームに入ると、ヨルゲンセンのプレーに明らかな変化が出始める。攻撃一辺倒だった第1ゲームとは違って、コートを広く使ったラリーでフーを動かし、チャンス球を誘い出して強力なスマッシュをねじ込んでいく。どちらが優位とも言えない接戦でゲームは進んでいき終盤19-19、やや疲れの見えてきたフーがフォア前の球を拾えずヨルゲンセンにゲームポイントが入ると、最後はヨルゲンセンが強力なスマッシュを沈め、21-19でゲームを奪い返す。

ファイナルゲーム、ヨルゲンセンはフーの配球を読んで飛びつき、強打を決める場面が増え13-7と優勢にゲームを進めていく。しかし「昨日のリン・ダン戦からの疲労で苦しかった。勝ちきれなかった。」と言うように、ここから一気にペースダウン。逆に勝機を見出したフーのショットが次々に決まっていき、瞬く間に14-14の同点、その後もフーの一方的展開となっていく。これまでクールにラリーをしてきたフーは、勝負どころとあって気迫を前面に出したスマッシュ中心の攻めに切り替え、最後は7連続ポイントを決め、21-14で連日のファイナルゲームを制した。

「勝てると思っていなかったので非常に嬉しい。決勝戦も楽しんで、全力で戦うだけです。」試合後、フー・ユンは晴れやかに決意を示した。


女子シングルス 準決勝

タイ・ツーイン(チャイニーズ・タイペイ)15-21/ 21-19/ 21-9 リュウ・シン(中国)

この大会2度目の優勝を目指すタイ・ツーインが接戦をものにする

'12のこの大会のチャンピオン タイ・ツーイン(19歳)は世界ランキング7位。一方リュウ・シン(24歳)は世界ランキング33位ながら'13中国マスターズ優勝、'14インドオープン3位の実力者の一人。

第1ゲームは序盤から1点を争う好ゲームが展開される。タイ・ツーインの独特のフォームから繰り出される多彩なショットに対してリュウ・シンは試合巧者らしい丁寧なプレーでチャンスを待つ。7-6とリュウ・シンがリードするとショットの精度を欠き始めたタイ・ツーインのミスに乗じて連続4ポイントを奪い主導権を握る。タイ・ツーインは「中盤まで普通に出来たがその後ミスが多くなってしまった。」と振り返ったように、リュウ・シンがこの流れを淡々としたプレー中にも粘りのレシーブで凌いで21-15と追い上げを許さずものにする。

第2ゲームに入るとタイ・ツーインのプレーに積極さが目立つようになり、徐々にペースを引き寄せにかかる。しかし10-10から集中力を欠いたプレーで連続6ポイントを失ってしまう。16-11と主導権を握ったリュウ・シンがそのまま押し切る展開で終盤を向かえたが、ひとつのプレーから流れが変わる。タイ・ツーインが持ち味の素早い動きからクロススマッシュを決めると、コートを広く大きく使い始めたショットにリュウ・シンが堪らずネットにかける場面が多くなり、一気に7ポインを奪ったタイ・ツーインが18-17と逆転する。「自分も体力に自信があるわけではない。」と謙遜するが、配球やショットで押し込む力は最後まで衰えなかった。ゲームポイントを握り、決めにいった絶妙なクロスカットがわずかにアウトになると笑顔で悔しがる仕草にはまだ19歳の少女のあどけなさを覗かせた。試合はそのままタイ・ツーインが21-19で奪い返した。

ファイナルゲームは2ゲーム目後半にスピードが落ちたリュウ・シンにミスが続きタイ・ツーインが連続9ポイントを奪い大きくリードする。「気持ち的にも戦略面でも負けてしまった。」とリュウ・シンの反撃は見られず21-9でタイ・ツーインが決勝戦に進んだ。決勝に進んだタイ・ツーインは「リ・シュェルイとの試合ではコースを読まれている感じで、打ったところに相手がいる。研究はせず、今日はこれから買い物をする。」とこの大会2度目の優勝を目指す少女は控えめなコメントを残した。


リ・シュェルイ(中国)21-15 / 23-21 スン・ジヒュン(韓国)

女王の貫録を示す圧勝!大会初優勝に王手

世界ランキング1位のリ・シュェル(23歳)に対してスン・ジヒュン(22歳)は世界ランキング4位。共に長身で高さを生かした攻撃が持ち味である。

第1ゲーム前半こそ競い合いを見せたものの、2人の対戦成績で6勝0敗と負けていないリ・シュェルイが余裕のある落ち着いたプレーで点差を広げていく。やや苦しい局面からも強打を沈める強さに加え、ネットプレーの正確さで力みの見られたスン・ジヒュンにつき入る隙を与えず21-15で奪う。

スン・ジヒュンが長い手足を生かした粘り強いラリーでポイントを奪っていく猛追を見せたのは14-20と第2ゲームも終盤のリ・シュェルイがマッチポイントを握ってからで、届かないかと思われたが鮮やかな連続攻撃が功を奏してついに20-20の同点に追いつく。「最後は気が緩んでしまったが、同点になってからは集中してプレーするよう心掛けた。もしファイナルゲームにもつれ込んでも勝てると思っていた。」と自信を覗かせるリ・シュェルイが23-21で振り切り決勝戦に進んだ。

リ・シュェルイは「練習はバドミントンが好きだから楽しんで出来ている。この大会は運営がきっちりできているし、観客も外国人を応援してくれていい感じである。ディズニーランドに行きたいけど行けないかなー。」と余裕のある会見で、この大会初優勝と今年のスーパーシリーズ2度目の優勝を目指す。


男子ダブルス準決勝

イ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)21ー16/21ー14 アンガ・プラタマ/リャン・アグン・サプトラ(インドネシア)

韓国お家芸健在。イ・ヨンデ/ユー・ヨンソンがストレートで決勝進出!

男子ダブルス準決勝はダブルスをお家芸とする韓国のイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(世界ランキング6位)とバドミントンを国技とするインドネシアのアンガ・プラタマ/リャン・アグン・サプトラ(同13位)の対戦となった。

第1ゲームの出足は韓国ペアが鉄壁のレシーブでゲームをコントロールする。イ・ヨンデのレシーブが秀逸でインドネシアペアの攻撃はことごとく跳ね返される。3ー3までは一進一退の攻防となるが、そこからは4連続得点で7ー3と突き放す。インドネシアペアがトップアンドバックの体制から攻撃を繰り出しても、イ・ヨンデが前に前にシャトルを捉えてレシーブして攻撃に移ると、甘くあがったところはユー・ヨンソンの切れ味鋭いアタックで点を重ねる。インドネシアペアは時折見せる背面レシーブなどトリッキーなプレーで会場を湧かせるなどし、韓国ペアに追いつこうと試みるも、中盤で開いた点差を埋めることが出来ず、21ー16で韓国ペアが1ゲームを先取する。

第2ゲームに入っても韓国ペアの勢いは止まらない。エンジン全開の韓国ペアが9ー2と大きくリードする。11点を取ってから、インドネシアペアが2点を連取し、一瞬立て直したかに見えたが、そこから13ー6から一挙の6得点で韓国ペアが19ー7とほぼ試合を決めるリードを奪う。そのまま主導権を一度も渡さずに21ー14で第2ゲームを奪い、2ー0のストレートで決勝進出を決めた。

「今日はスムースな戦いが出来ました。準備通りのゲームでした。」と余裕を見せた韓国ペア。明日の決勝戦は2012年以来の韓国ペアによる優勝をかけて世界ランキング1位のインドネシアペアと戦う。


モハマド・アッサン / ヘンドラ・セティアワン(インドネシア) 21-8/21-10 橋本 博且 / 平田 典靖(トナミ運輸)

スピードとテクニックで日本ペアを圧倒

世界選手権、シンガポールオープン、マレーシアオープン、本大会など数々の主要大会を優勝している世界ランキング1位のモハマド・アッサン/ヘンドラ・セティアワンと橋本/平田が対決した。準々決勝では、橋本/平田が持ち味のアタック力で格上のチャイニーズ・タイペイペアを大逆転で下しているだけに好ゲームが期待された。

第1ゲーム、ダブルス王国インドネシアが得意とするドライブを中心とした高速ラリーの前に橋本/平田は自分たちの攻めの形を作れない苦しい展開となる。ヘンドラ・セティアワンの前衛への入りが速く、鋭いプッシュを決めれば、モハマド・アッサンが後衛から強烈なスマッシュで決めるテンポのいいプレーでインドネシアペアのペースを掴み、21-8で奪う。

第2ゲームに入っても流れは変わらない。「昨日まではネット前がよかったが、今日はよくなかった。サービスからの3球目までに攻められてしまう悪いパターンだった。」と橋本/平田が話した一方、「いつ橋本/平田が持ち直すかわからないので、気を抜くことなく戦った。」とモハマド・アッサンが振り返ったように、終始インドネシアペアが圧倒し、21-10で決勝進出を決めた。

試合後、インドネシアペアは「明日は泣いても笑っても最後の試合なので、力の限り戦います。」と大会連覇に向けて抱負を語った。


女子ダブルス準決勝

前田美順/垣岩令佳(日本)15-21 / 21-19 / 21-13ジュン・キュンユン/キム・ハナ(韓国)

女子ダブルス日本ペア対決に。前田/垣岩が苦手ペアに逆転で勝利

女子ダブルス準決勝はこちらも日本対韓国ペアの対決。世界ランキングは日本ペアが6位、韓国ペアが9位であるが、これまでの対戦成績は韓国ペアが2勝1敗と勝ち越しており、日本ペア同士の決勝対決に期待がかかる前田/垣岩ペアには大きなプレッシャーのかかる戦いとなった。

第1ゲームは韓国ペアが終止ゲームをコントロールする。ジュン・キュンユンのアタックから、キム・ハナが素早く詰めるという攻めのパターンが決まる。押し込まれた日本ペアは防戦一方になり、ポイントにつなげることが出来ない。韓国ペアが17ー9と大きくリードし、日本ペアも追い上げをみせるが、主導権を握った韓国ペアが振り切って21ー15で1ゲームを先取した。

第2ゲームも序盤は点の取り合いで進む。抜け出したのは前田/垣岩ペア。7ー10とリードされるが、そこから一挙に6点を奪い逆転する。垣岩の思い切りの良いネット前への飛び込みと、時に放つジャンピングスマッシュで13-10とリードを奪う。韓国ペアもジュン・キュンユンのアタックを中心に徐々に追い上げ、14ー13と逆転に成功。しかしその後は日本ペアは韓国ペアの守勢に回る我慢の展開が続くが、17ー18から3点連取でゲームポイントを奪い、韓国ペアの猛攻をかわして21ー19でファイナルゲームに持ち込む。

前田は「トーナメントは負ければ終わりだ。その日その日によって考え方や体育館の風が変わっているがうまく対応出来ている。」

お互いに消耗しきって迎えたファイナルゲームは激しい展開となった。ゲーム序盤は9ー4と韓国ペアがリードするが、徐々にアタックに勢いを失いだした韓国ペアに対して日本ペアが反撃に転じる。とにかく前に前に出て行くプレーで9ー9とおいつくと、そこからは一気に日本ペースに。13ー10、16ー11突き放しにかかる。前田のスマッシュ、垣岩のネット前のラッシュがはまり、韓国ペアは成す術が無くなる。日本ペアが17点から1点も奪われることなく、4点連取し、21ー13で決勝に駒を進める。大勢の観客の歓喜に包まれた。

垣岩は「(リードされている場面で)ファイナルゲームはいつもなら崩れてしまうような場面だったが、落ち着いてできた。」と追い込まれた場面で強心臓を発揮。女子ダブルスでの日本人ペア同士の決勝はヨネックスオープンジャパンでは初めてのこと。「スーパーシリーズの日本人同士の決勝は楽しみ」とのこと。明日の決勝でも観客をうならせる好ゲームが期待される。


松友 美佐紀 / 髙橋 礼華(日本ユニシス) 21-9 / 21-17 ジャン・イェナ / キム・ソヨン(韓国)

スピード、アタックで圧倒し、初の決勝進出を決める

世界ランキング4位で先月のユーバー杯では6戦全勝と破竹の大活躍を見せている松友/髙橋が韓国の世界ランキング5位のジャン・イェナ/キム・ソヨンと顔を合わせた。昨年秋、スーパーシリーズファイナルでの初対戦では韓国ペアが勝利している。

第1ゲーム序盤は、「負けているので挑戦者の気持ちで臨んだ。」と松友/髙橋はコートスピードとショットの精度ともに韓国ペアを上回り、次々にスマッシュ、プッシュを決めて一気に抜け出し16-3と大量リードを奪う。韓国ペアも動きを修正し、ラリーに持ち込んでチャンスを作るも「自分たちの調子が出なかった。」と振り返ったように反撃はここまで、21-9と松友/髙橋が簡単に奪う。

第2ゲームも勢いそのまま、松友/髙橋が先手を奪い、9-4とする。韓国ペアは長身を活かした攻撃力で9-9と追い上げを見せる。しかし、追い上げられる松友/髙橋は、「自分たちのペースだったので、1本取ることに集中した。」と髙橋が強打を沈めて、15-10と引き離す。"右と左のペアなのでそれぞれのバック側に球を集める"作戦が功を奏し、終始松友/髙橋がリードして21-17で初の決勝進出を決めた。

試合後、松友は「勝ち負けよりもいいプレーをしたい。」と意気込みを語り、最後は「やっぱり勝ちたい。」を大会初優勝への強い気持ちを語った。


ミックスダブルス準決勝

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国) 21-14 / 21-13 早川 賢一/松友 美佐紀 (日本ユニシス)

これぞ王者、盤石の試合運びで指定席へ一直線

ロンドンオリンピック、世界選手権、全英OPと数々のビッグタイトルを獲得している混合ダブルスの第一人者、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国)が日本チャンピオンの早川賢一/松友美佐紀(日本ユニシス)の挑戦を受けた。

第1ゲーム、ツァン/ツァオの素早い球回しに対して早川/松友は何とかついて行きながら端々に持ち味を見せ、序盤は互角の戦いを演じて9-8とする。ここから抜け出すのはどちらか。そんなことを観客に考えさせる間もなく、ツァン/ツァオの攻撃が牙をむく。スペースを突いた配球、フィニッシュまで持っていく攻撃の数々で早川/松友を一気に突き放し、ツァン/ツァオがこのゲームを21-14で奪取する。

第2ゲームも前半はお互い点の取り合いで進んでいく。早川/松友は4-7の場面から粘り強いレシーブの連続からネット前に早川が詰めてプッシュ決めるなど、5連続ポイントを奪って9-7と逆転し、会場を大いに沸かせる。しかし地力に勝る絶対王者はここから更にラリーのスピード・精度を上げていく。「相手は自分たちと違って中盤からの点の取り方が巧かった。こちらは簡単にミスをしてしまった。」と早川が振り返ったように、ツァンの鋭いスマッシュ・ドライブとツァオの前衛での決定力に早川/松友は対応しきれず、第1ゲーム同様にツァン/ツァオが21-13と、終わってみれば王者の快勝だった。


マウケル・フックス/バージット・ミシェルズ (ドイツ) 21-19/21-10 リー・チュンヘイ/チョウ・ホイワー (ホンコンチャイナ)

連日の下剋上、闘志あふれるドイツペアが快勝で決勝へ

2回戦、準々決勝と格上を撃破し勢いに乗る世界ランキング13位マウケル・フックス/バージット・ミシェルズ(ドイツ)が、今年のアジアチャンピオンで世界ランキング8位のリー・チュンヘイ/チョウ・ホイワー(ホンコンチャイナ)と対戦した。

第1ゲーム、「コミュニケーションがよくとれている」というフックス/ミシェルズは見事なコンビネーションで連続攻撃を仕掛ける。その攻撃に圧倒されたのか、リー/チョウはミスの多い立ち上がりとなってしまい4-9と先行を許してしまう。しかしここからレシーブを立て直して相手のミスを誘い、10-10と追いつくと、その後は打ち合いのシーソーゲームで進んでいく。17-17の場面、リーが渾身のスマッシュを2本連続で決めて流れを持っていくかに思われたが、何とそのリー自身がこの大事な場面で3度のミスショットをしてしまい、このゲーム21-19でフックス/ミシェルズが奪う。

第2ゲームに入ると、「ラリーの最初の3ショットが重要なので、そこで攻撃的にいけるよう工夫した」というフックス/ミシェルズの波状攻撃が火を噴き、リー/チョウを圧倒する。フックスの気迫あふれるジャンピングスマッシュ、ミシェルズの左腕独特のキレのあるスマッシュが次々と決まり、リー/チョウにつけ入る隙を与えない。終始アタックでゲームを支配したフックス/ミシェルズが21-10と快勝し、決勝戦進出を決めた。その瞬間、フックスは「Ja!Ja!Ja!」と喜びの雄叫びをあげた。

マウケル・フックス/バージット・ミシェルズ快進撃は止まらない。明日の決勝戦、最高の大物食いに向けて視界良好だ。


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