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スマッシュクイーン

YONEX OPEN JAPAN 2015のスマッシュクイーンをご紹介します。

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NEWS

男子シングルス2回戦

世界最高峰バトルに観客が沸いた、生ける伝説が貫録の勝利

リン・ダン(中国) 21-17 21-10 リー・チョンウェイ(マレーシア)

北京、ロンドンと2度のオリンピック決勝を戦ったリン・ダン、リー・チョンウェイの両者がこのヨネックスオープンジャパン2015の2回戦で顔を合わせた。過去の対戦成績はリン・ダンが24勝9敗と大きく勝ち越しているが、リー・チョンウェイもこの大会5度の優勝を誇るなど、相性のいいトーナメントである。これまでいくつもの名勝負を演じてきたライバル対決に観客の目が釘付けとなった。

第1ゲーム、開始早々にハイレベルなラリーが展開され、詰めかけた観衆は固唾を飲んで見守る。そんな中まず会場を沸かせたのはリー・チョンウェイ。フェイント満載のプレーから積極的に飛びついて強力なスマッシュをクロスに打ち込み、次々とエースを奪って11-7とリードして折り返す。リン・ダンは対照的にじっくりと堅実なラリーで対応していたが、インターバル開けからはそれに加えて鋭いカットスマッシュを要所要所の決め球として用い、5連続ポイントを奪って12-11と逆転する。その後は互いに持ち味を発揮し緊迫したラリーで点を取り合うが終盤16-16の場面、激しいラリーの末にリー・チョンウェイが放ったクロススマッシュがアウトになると、集中の糸が切れたのかその後もミスを重ねてしまう。終始冷静に対応し続けたリン・ダンが21-17としてこのゲームを奪った。

第2ゲームになり、「ミスを重ねて自信を欠いてしまった」というリー・チョンウェイはネット前での精彩を欠き、劣勢に立たされる。対照的にリン・ダンは一切無駄のない動きと柔らかく強いストロークでラリー中も相手にプレッシャーを与え続け、勝負どころではスピードを上げてネット前にチャージをかけるなど、自在にゲームをコントロールしていく。終わってみれば21-10と、自分のプレーを完遂したリン・ダンが圧倒した形で史上最もハイレベルな2回戦は幕を閉じた。

会心の勝利となったリン・ダンは試合後、「尊敬できる素晴らしい相手との試合だったのでとても楽しかった。黙っていてもお互い最高のレベルで試合ができる相手なので、これからも沢山対戦して高め合っていきたい。」と語った。

勝ちきれなかった悔しさ、飛躍を誓う

桃田 賢斗(NTT東日本) 21-16 13-21 19-21 トミー・スギアルト(インドネシア)

男子シングルス2回戦では、世界ランキング3位でこの種目で日本人初のスーパーシリーズ優勝(最年少優勝)を果たした桃田賢斗と、世界ランキング16位のインドネシアのトミー・スギアルトが対戦した。過去の対戦成績は2勝2敗と激しい試合になることが予想された。

第1ゲーム立ち上がり、桃田は落ち着いた球回しで四隅に動かし、甘いリターンを決めて5-0と抜け出す。一方のトミー・スギアルトは粘り強くラリーし桃田のミスを誘い盛り返していく。14-14から桃田は左右のサイドに加えてボディへのスマッシュを有効打に5連続ポイントで19-14とする。最後はトミー・スギアルトのスマッシュがサイドアウトになり21-16で桃田が奪う。

第2ゲーム、トミー・スギアルトの粘りに対し、「風があって、シャトルをコントロールできず迷いだして、集中できなかった。」という桃田にミスが目立ち始め、6-9と苦しい展開になる。ここまで桃田がレシーブできていたスマッシュが決まるなどして、リードを広げられてしまう。最後はヘアピンに桃田は動けず、13-21でトミー・スギアルトに奪われてしまう。

ファイナルゲーム、桃田が冷静な球回しで甘いリターンを引き出し強打で決めていけば、トミー・スギアルトはクロススマッシュで崩し、飛びついて決めていく。一点を争う息を呑む試合になる。18-18から桃田のクロススマッシュをトミー・スギアルトがストレートドライブでリターンするが、アウト。桃田がこのまま行くかと思われたが、「焦ることなく自信を持って集中して最後まで戦った。」というトミー・スギアルトが盛り返す。桃田はロブのサイドアウトにしてしまったほか、フェイントを利かせたペアピンに反応できず、トミー・スギアルトがマッチポイントを握る。最後は桃田の甘いリターンに素早く反応したトミー・スギアルトのスマッシュが決まり、19-21で桃田はベスト16で今大会を終えた。

試合後、桃田は「体調がよくなかったのは、自己管理の甘さだった。自分を見に来てくれた方が多くいたにもかかわらず、ベスト16という結果に終わってしまったことは申し訳なく、悔しい気持ちで一杯です。国際オープンで常に上位に入り、オリンピックでトップレベルの選手と互角に戦えるようにして、一番高いところに立って楽しい気持ちで終わりたい。」と語った。


女子シングルス2回戦

勢いのあるショットで世界ランキング1位を破る!

三谷 美菜津(NTT東日本)21-13、21-16サイナ・ネワル(インド)

世界ランキングは三谷の18位に対してはサイナ・ネワル1位。昨日の1回戦で積極的にプレーして安定した戦いぶりを見せた三谷が、過去の対戦成績で負け越している相手にどのように向かっていくか注目された。

ネワルは今年の全英選手権と世界選手権で準優勝をした実力者。その持ち味の正確なショットにコートを大きく使うラリーを第1ゲーム序盤から見せつけられ三谷は2-6とリードされる。これに対し三谷は「最近の対戦では簡単に負けていたので、相手は確実に強くなっているはずだしチャンスが来るまで我慢しようと思って戦った。」と勢いのあるショットとスピードで次第に思い描いた展開に持ち込み、一気に13-9と逆転する。リズム良く気迫十分な三谷は、巧みなラケットワークでさらにポイントを積み重ね21-13でものにする。

第2ゲームに入るとネワルがスピードを上げ連続6ポイントを奪う。この時三谷は「ファイナルゲームまで行ってもいいので自分のリズムだけは落とさないようにしようと心掛けてプレーした。」という。これが功を奏し気持ちの立て直しにも通じる。5-11とリードされてのインターバル後は、ネワルのお株を奪う緩急をつけたショットで翻弄し連続5ポイント奪い1点差まで詰め寄る。三谷は、息遣いが聞こえるほどの長いラリー戦も焦らずきっちりとものにしていき、勝負所の終盤には連続6ポイントを奪い21-16のストレートで準々決勝に駒を進めた。

試合後三谷は「久々に満足いく試合が出来た。最近はスーパーシリーズでベスト8にも入れず1回戦負けが多かった。勝ちたい気持ちばかりで焦りもあった。しかし、練習も基本に戻り素振りや基本打ちの精度をあげるなど一から見直し開き直れた。」と苦しい時期を乗り越えたひとつの結果が今日の試合に全て出せた勝利なのかもしれない。明日の試合については「ベスト8に満足せず流れを変える意味でも気持ちを切り替えて勝てるようにしたい。」と力強くコメントした。

奥原ワールド全開!この大会初めてのベスト8

奥原希望(日本ユニシス)15-21、21-13、21-3 ラチャノック・インタノン(タイ)

粘り強いラリーを展開する奥原に対してインタノンはスピードを活かした攻撃に加え角度のあるカットが持ち味の選手。

第1ゲームはインタノンが柔らかいフォームから絶妙な配球で奥原を追い込み、強烈なスマッシュや得意のクロスカットを決めてポイントを奪っていく。奥原もラリーを互角に戦うが、ヘアピンショットが今一つ決まらず点差を詰めることが出来ず15-21で奪われてしまう。しかし奥原は「様子を見すぎてしまった。取られはしたが相手を走らせてから自分のスピード戦うイメージ通りだった。」と焦る気持ちはなかったようだ。

第2ゲームに入ると奥原が序盤から積極的に自分からラリー戦に持ち込み、相手の攻撃を凌ぐレシーブでチャンスを掴むと確実にポイントを奪っていく。奥原の諦めない姿勢がインタノンにボディブローのように効いて足が止まってしまう。また得意のカットも奥原の配球の前に封じ込まれてしまい、結局21-13で奥原が奪う。

ファイナルゲームは、奥原が「勝負だと思った。まだまだ元気でスピードを上げることができた。」と話すように連続14ポイントを奪い取り、完全にインタノンの闘争心を殺いでしまい21-3の圧勝でこの大会初めてのベスト8進出を決めた。

奥原は「女子シングルスは誰が勝ってもおかしくない。自分の力を出し切ってからが勝負。メンタルが大事だと思う。」とした上で「同世代の誰にも負けたくない。今日勝てたのは良かったが満足しているわけではない。もっともっと上がいる。」と充実した心境をコメントした。


男子ダブルス2回戦

我慢のラリーで掴み取った勝利

嘉村 健士/園田 啓悟(トナミ運輸) 9-21 21-15 21-19 コー・スンヒュン/シン・ベックチャオ(韓国)

男子ダブルス2回戦では世界ランキング20位で勢いに日本屈指のスピードラリーを武器とする嘉村/園田が、世界ランキング10位、2014年世界選手権覇者のコー・スンヒュン/シン・ベクチャオが顔を合わせた。これまでの対戦成績は嘉村/園田の2勝3敗で直近の大会の7月の台湾オープンでは負けている。

第1ゲーム、韓国ペアが嘉村/園田のお株を奪うドライブでプレッシャーを与え、連続ポイントを重ねていく。「下からの球の対応になってしまい自分が前、園田が後のパターンを作ることができず、されるがままになってしまった。」と嘉村が振り返ったように9-21で奪われてしまう。

第2ゲームに入ると、「勝ったこともあるし、特にやりにくいということはない。自分たちの力を出すだけ」と気持ちを切り替えた嘉村が気合いを前面にドライブで積極的に前に入り園田が後衛からスマッシュ連打の自分たちにプレーを展開する。「ネットプレーにうまく対応されて攻撃のリズムが移ってしまった。」という韓国ペアを18-14と引き離し、最後は園田がクロスドライブで決めて21-15で奪い返す。

ファイナルゲーム序盤は一進一退の戦いになる。「身体が小さいので、一発で決まることはほとんどない。入れるところ入れる、決めるところは決める、という我慢のプレーができるようにトレーニングをしてきている。」の言葉通り、ドライブでのゲームメイク、園田のスマッシュ連打の我慢のプレーで魅せる。一方「日本選手がうまくやった。急ぐ気持ちがあってゲーム運びがよくなかった。」という韓国ペアは我慢しきれず、甘いリターンが増えていく。最後は嘉村がスマッシュで決めて21-19で準々決勝へ駒を進めた。

試合後、「明日の対戦相手のイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)とは2回目の対戦(1回目は負けている)となるが、やるだけ。二人で話し合って、勝ちに行きたい。」と嘉村が意気込みを語った。


女子ダブルス2回戦

攻撃的な女子ダブルス、アタックでより優位に立った韓国ペアが快勝

チャ・ユジュン/キム・ソヨン(韓国) 21-12 21-13 垣岩 令佳/前田 美順(再春館製薬所)

昨年度大会準優勝の垣岩/前田が、3月の全英OPよりペアを組み始めた韓国のチャ・ユジュン/キム・ソヨンの挑戦を受けた。組んで間もないとはいえ、キム・ソヨンは過去最高世界ランキング4位、昨年度大会3位という実力者である。

第1ゲーム、共に強力なアタックを持ち味とするペアの対戦らしくスマッシュの応酬で試合が進んでいく。均衡を破ったのは韓国ペア、8-6の場面からはアタックに加えレシーブにも確実性が増し相手を翻弄、8連続ポイントを奪い一気に優位に立つ。垣岩/前田は随所にいい形の攻撃を見せるものの、決めにいく球を再三拾われるなど苦しい時間が長くなり、この状況を打開することができない。最後もチャ・ユジュンがチャンスメイクした球をキム・ソヨンがスマッシュでエースをとり、韓国ペアが21-12でこのゲームを奪った。

第2ゲームも韓国ペアが先行して試合を進めていく。「風を感じるコートだったのでとにかく攻撃を中心に戦った。」という韓国ペアは、チャ・ユジュンが積極的にシャトルを前でかつ高い位置で捌き、キム・ソヨンがスペースにスマッシュをねじ込んでいく。対して垣岩/前田も粘り強いリターンで相手を動かし、垣岩は足に不安を抱えながらもシャトルに飛びつき、前田も気迫あふれるスマッシュを沈めるなどしてくらいついて行く。しかし13-14の場面で垣岩がネット前に飛び込むプレーを2度続けてミスしてしまうと、韓国ペアは落ち着きを取り戻させる間を与えず攻撃をたたみかける。結局最後までチャ・ユジュンの前衛、キム・ソヨンの後衛の強みを活かしきった韓国ペアが21-12で制し、その実力を知らしめ準々決勝行きを決めた。

垣岩/前田は試合後の会見で「ミスが多くなってプレーが小さくなってしまった。攻撃ははまったときはよかったものの、相手が攻める時間を長くしてしまったことでこういう結果になってしまった。」と悔さを滲ませた。また、垣岩は怪我について「1つ2つ大会を棄権してしっかり治せるような状態でもないので、前田先輩には申し訳ないですが、五輪レースはこのまま怪我と付き合いながら続けていきます。」と涙をにじませながら、今後の厳しい戦いへの決意を語った。


髙橋沙也加「今日は倒れるまで戦うというつもりだった。途中我慢ができなかったのが悔しい」
早川賢一「攻撃のペースが単調になってしまったのは反省点。もう一段ギアを上げて試合をしたい」

女子シングルス

髙橋 沙也加(日本ユニシス) 17-21、21-15、12-21 キャロリーナ・マリン(スペイン)

髙橋「今日は倒れるまで戦うというつもりで試合に臨み、いい感触で戦えたのですが、途中我慢ができず自分のペースを崩してしまい、相手ペースのまま行ってしまったことが悔しいです。」

今別府 香里(ヨネックス) 15-21、21-23 リ・シュェルイ(中国)

今別府「相手はミスが多かったし、これまでの対戦時に比べてショットのキレも今一つだったようなのでチャンスだったのですが、自分のミスで逃してしまいました。相手が強い選手だという自分の思い込みが大事な場面でのミスにつながってしまいました。」

女子ダブルス2回戦

川島 里羅/尾崎 沙織(NTT東日本) 12-21 15-21 クリスティナ・ペダセン/カミラ・リター・ユール(デンマーク)

川島「スピード・パワーが違っていた。力の差が大きかった。」

尾崎「身長の差はあまり感じなかった。セカンドゲームのインターバル後。追い上げられたのはサービスまわりで終わらせないよう意識したのがよかったと思う。」

男子ダブルス2回戦

遠藤 大由/早川 賢一(日本ユニシス) 21-12、21-14 プアヴァラヌクロー・デチャポン/ケドレン・キッティヌボン(タイ)

早川「昨日よりミスが少なかったのはよかったが、攻撃のペースが単調になってしまったのは反省点。連戦にも耐えられる体になってきているので、明日もしっかり準備をして、もう一段ギアを上げて試合をしたい。」

遠藤「自分が後衛のときの攻撃パターンが単調になってしまった点は納得がいっていないが、2人でいい話し合いをしながら試合をできたのがよかった。」

混合ダブルス2回戦

早川 賢一/松友 美佐紀(日本ユニシス)7-11途中棄権
クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イギリス)

日本勢として唯一2回戦に進んだ早川/松友。しかし松友が昨日の女子ダブルスの試合で痛めた右足首の捻挫がどの程度回復しているかも気になる戦いとなったが、第1ゲーム途中で棄権となった。

早川―「相手がロングサーブメインで来て痛そうにしていたので羽根を追わなくていいと話した。インターバル中に朴ヘッドコーチからも止めた方がいいとの意見もあったし、今無理をする時ではないので大事をとった。」

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