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スマッシュクイーン

YONEX OPEN JAPAN 2015のスマッシュクイーンをご紹介します。

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リビングレジェンド、リン・ダン準決勝進出

男子シングルス準々決勝

リン・ダン(中国)21-14 21-18 ティアン・ホーウェイ(中国)

オリンピックで2度金メダルを獲得している世界ランキング第5位のリン・ダンは、世界チャンピオンのチェン・ロンをストレートで破った世界第11位のティアン・ホーウェイと対戦した。

リン・ダンは、「スローペース」と見てとれるような慎重な戦い方をした。しかしながらそれが功を奏し、ショットの精度が素晴らしく、また相手の打球に対するイン・アウトの見極めが正確で、とてもミスの少ない戦いぶりだった。第1ゲームでは、11-5でインターバルをむかえたリン・ダンが終始主導権を握る。スコアが16-7に達するとペースを上げ、21-14でゲームを締めくくった。

第2ゲームではティアン・ホーウェイが巻き返しを図り、接戦となる。どちらに転ぶか分からない状況が続き、両選手ともスマッシュがとてもシャープで精確だった。リン・ダンは非常に注意深くプレーし、効果的なネット際のクロスをもって21-18で相手を上回り、準決勝進出を決めた。

試合後のインタビューでリン・ダンは、長いラリーと「スロー」な試合展開について質問され、会場の大きさが影響してシャトルのスピードが遅くなっていること、同郷の選手との対戦でお互いの戦術を知り尽くしていることを理由に挙げた。次に、メンタルやフィジカル、スキルなど彼にとって最も重要な要素は何かという問いに対して、彼は「責任感」だと答えた。優秀な選手を多数輩出している母国中国の代表として、最高のプレーをして他者の模範とならなければならないと語った。

インディペンド・エイジの山口に2度目の頂点が見えてきた

女子シングルス準々決勝

山口 茜(勝山高校3年) 21-19 13-21 21-16 リ・シュェルイ(中国)

昨年のこの大会の1回戦で顔を合わせた対決がまた東京で実現した。前回はチャンピオンとして登場した山口が接戦に持ち込みながらも涙をのんだ。現在の世界ランキングは山口が10位に対して、ロンドンオリンピック金メダルのリ・シュェルイはその当時からするとランクを落としているが4位。山口は対戦成績も1勝3敗とリードされている。

第1ゲーム序盤はお互いにラリーをせずに早い決着を図る意外な展開で始まる。山口のドロップが有効打となるが、山口は「点差が競った場面では使うことで自分も走らなければならないが、我慢して大きくラリーして前に落としている。」とフットワークの良さがひとつの武器となっている。リ・シュェルイの放ったクロスロブに飛びついてポイントを奪い11-5とした場面は、スピードに加え体幹の強さも現れたgoodショットで歓声があがった。大きな展開に持ち込み17-11と点差を広げたが、リ・シュェルイは数々のタイトルを手にしてきた実力者。心憎いばかりに簡単にポイントを奪う技術を発揮して追い上げる。しかしこうした場面でも落ち着いてプレーできるのが山口。「どこまで出来るかではなく、勝つぞと思って戦えるようになった。」と話す通り、競った場面でも確実にものにして21-19で追撃をかわす。

第2ゲームに入るとリ・シュェルイが修正してコーナーをつく低いロブを多用して山口を苦しめる。山口も必死に対応するが十分な体勢で打てない分、甘くなり強打を沈められてしまい結局13-21で失う。

ファイナルゲームは拾って拾っていく粘りを見せた山口が息を吹き返す。山口の積極性がプラスに働き相手のミスを誘う。長いラリー戦やドライブ戦も山口に軍配があがる。19-11と大きくリードしても気の緩みもなく最後は山口のドライブをリ・シュェルイがネットショットしたがミスをして21-16で山口がベスト4に進んだ。

山口は「リオ五輪は当然目指しているがトップ選手と戦い勝ち切れることはこれから上を目指す上で自信になる。体育館が広いのでシャトルのスピードが遅く感じるのはダブルスの選手もシングルスの選手も同じで、上位の選手はショットが鋭い選手が多いのでスピードが遅くなることは自分にとっては良いことだ。」と明日以降の戦いに期待がかかる。

このゲームの山口のドロップショットをみると、第1ゲームは5本のノータッチ、第2ゲームは得点に結びついたのが3本、ファイナルゲームは1本と相手に警戒されてショット自体は減っているが、これは言い換えれば攻めのバリエーションが多彩なことを示しており強さの要素かもしれない。


壮絶な日本人対決は奥原が粘る先輩三谷を退ける

奥原 希望(日本ユニシス) 21-16 18-21 21-15 三谷 美菜津(NTT東日本)

第1ゲーム立ち上がり三谷が「ポン、ポン、ポン」と連続3ポイントを奪う。奥原もスマッシュ&ネットと強気の攻めで対抗する。お互いに手の内を知り尽くしているだけに、持ち味を十二分に発揮した長いラリー戦が続く。奥原は三谷のライン際の厳しい攻めに何度もウォッチで球を見送るが全てIN。この流れで行けば三谷が有利になるはずだが、勝負の綾はわからない。ようやく三谷が連続4ポイント差を追いつき16-16の同点とする。コーチ席からに「慌てずに」の声が三谷にかけられたが、ここで踏ん張れず奥原が連続5ポイントを上げて21-16で奪う。

第2ゲームに入ると、この大会入って好調さを保っている三谷がラリー戦で上回る。奥原は「本来の三谷さんらしいプレーをしていたので、途中"すごいな、強いな"と思った。だから自分も負けないベストパフォーマンスを出そうと心掛けた。」という。しかし流れは終盤三谷が握ったまま渡さず21-18で奪いかえす。

ファイナルゲームも死闘が展開される。1本で流れが奥原に傾いたり、三谷に微笑んだりと、まさに意地と意地のぶつかりあいとなる。三谷はクロススマッシュが、奥原はフォア前のカットが有効と見るや勝負所できっちりポイントを奪いあう。三谷は「攻め急いでしまった。もう少しゆっくりハイクリアーを使ったりすれば良かったが、相手のペースになったまま打ってしまった。」と中盤にかけてのプレーを悔やんだ。12-12からの長いラリー戦を奥原が粘り勝でポイントを奪ったのが大きかったようだ。三谷はこのプレー後スピードが落ちてしまう。一方奥原は「終盤にかけて得点できたのが勝因。」と話すように、目の前の一本を大事にした奥原が三谷を振り切り21-15で勝利した。

奥原は明日の準決勝について「相手はタイ・ツーイン選手だが、同世代でありこの舞台で戦えるのは光栄です。テクニックのある選手なので我慢して食らいついていければ勝ちが見えてくる。」と決意を語った。

世界選手権覇者キャロリーナ・マリン、ここで散る

キャロリーナ・マリン(スペイン)対ワン・シーシャン(中国)

第1シードのキャロリーナ・マリン(スペイン)に、第7シードのワン・シーシャン(中国)が挑んだ。マリンが2連覇を達成した世界選手権の準々決勝を含む、今シーズンの直接対決3戦負けなしで、試合前の予想では、マリンの優位は明らかだった。

第1ゲーム、序盤からリードを広げて21-13であっさり取る。この流れのままストレートで押し切るかと思われたが、第2ゲームに入るとワンに主導権を握られる。マリンは6-8の劣勢から連続得点を決め14-10とリードを奪うが、負けられないワンが再度盛り返して、先に18点に到達。マリンも追いつくが、ここから抜け出されてこのゲームを19-21で落としてしまう。ファイナルゲームに入ると、勢いを得たワンがリード。いったんマリンは追いつくが、再び加速したワンがショットの正確さで勝り、マリンは追い上げかなわず、15-21で敗れた

ワン・シーシャンは試合後、「世界選手権で敗れた後、しっかり準備を講じてきた。苦しい試合だったが、こちらの勝ちたいと思う気持ちが勝った」と勝因を語った

なお、この試合とほぼ同時進行で行われていた、女子シングルス準々決勝の2つの試合で、リ・シュェルイが山口茜(勝山高校)に、ワン・イーハンがタイ・ツーイン(台湾)にそれぞれ敗れたため、ワン・シーシャンがこの種目、ベスト4に残った唯一の中国選手となった


勝ちたい気持ちは人一倍、話し合いを大事にする遠藤/早川が持ち味を発揮し、貫録の勝利

男子ダブルス準々決勝

遠藤 大由/早川 賢一(日本ユニシス) 21-11 21-18 キム・ギジュン/キム・サラン(韓国)

日本のエースダブルスである世界ランキング6位の遠藤/早川が、韓国のキム・ギジュン/キム・サランの挑戦を受けた。韓国ペアは今年に入ってからランキングを70位近く上げてきており現在36位、今大会も予選出場ながら昨日の1回戦を快勝して進んできており、大会のダークホースになりかねない成長著しいペアである。

第1ゲーム、スピードのある男子ダブルス特有の低いラリーで幕を開ける。遠藤/早川はスピードに乗って見事なローテーションを展開し、チャンスを作ってはスマッシュを沈めていく。対する韓国ペアもキム・ギジュンのキレのあるショットを軸にゲームを組み立て、中盤までは点を取り合っていく。しかし「何度か対戦経験があったので、プレーはイメージできていた。」と遠藤が言うように、遠藤/早川は鉄壁のディフェンスから落ち着いて攻撃の機会をつくっては確実に決めていき、後半は一方的にゲームを進める。手を緩めることなく遠藤/早川が21-11で幸先よく先取する。

第2ゲームも遠藤/早川のペースで試合が進んでいく。遠藤がジャンプスマッシュの連打で躍動すれば、早川も巧みなネットプレーで誘った球を確実に沈めて得点を重ね、11-7と主導権を握ってゲームを折り返す。しかし後半、遠藤のショットが2度後方アウトになるなどミスが出ると、それにつけ込みたい韓国ペアはアタックを立て直して連打からクロスショットを突き刺すなど、6連続得点で15-14と逆転する。それでも上手だったのは遠藤/早川。遠藤が自身のスマッシュですぐさま再逆転すると、スピードと緩急を自在に操った遠藤/早川が21-18としてストレート勝ちをおさめ、準決勝行きを決めた。

試合後、早川は「明日対戦する中国ペアにはアジア選手権で負けているが、とにかく向かっていきたい。本当に勝ちたいので、2人でしっかりと分析をして話し合い、自分たちのプレー・気持ちを出して戦いたい。」と語り、明日の準決勝に闘志を燃やした。


94分の死闘の結末は…。最終局面に潜む魔物に打ち克った松尾/内藤が制し、嬉しい準決勝進出。

女子ダブルス準々決勝

松尾 静香(NTT東日本)/内藤 真実(ヨネックス) 13-21 21-16 24-22 チャン・イェナ/イ・ソヒ(韓国)

昨日の2回戦、松友美佐紀/髙橋礼華の棄権により不戦勝で勝ち上がった世界ランキング14位の松尾/内藤が準々決勝に登場した。迎え撃つ韓国ペアはそれぞれ主要ペアリングでは世界ランキング18位と13位という実力者だが、このペアリングでは2014年の香港OP以来2度目の国際大会エントリーのため、今大会は予選から戦って勝ち上がってきた。実力は互角、激しい長期戦が予想された。

第1ゲームからスマッシュを打ち合う長いラリーが展開される。ここでまずミスが出たのは松尾/内藤。松尾が3連続でリターンショットをミスしてしまうなど、らしくないプレーが続いたことで、流れは韓国ペアが掌握。粘り強く打ち抜いた韓国ペアが21-13でこのゲームを奪う。

第2ゲームに入ると松尾/内藤は徐々に自分たちのプレーを取り戻す。前半はなかなか決められない苦しいラリーの連続でシーソーゲームであったが、9-10の場面からは本来の形である松尾が前衛でラリーをコントロールし、内藤がスマッシュを決めていくスタイルで得点を重ね、相手のミスも絡み5連続ポイントで14-10と抜け出す。長いラリーが続いたが、動き、ショット共にキレを増した松尾/内藤はこのまま優位に進めていき、21-16でゲームを奪い返した。

迎えたファイナルゲーム、第2ゲームからのいい流れをくむ松尾/内藤は粘り強くもスーパーショットを連発するが、対する韓国ペアも決して引かず、前へ前へと攻撃を展開して熱い接戦が繰り広げられる。どちらも離されることなく、一本一本の行方を大応援団の観客が見守る中、先にマッチポイントを奪ったのは松尾/内藤。しかし、この大事な場面で松尾の放ったサーブはネットを越えず、延長ゲームとなる。それでも内藤の強打で相手のミスを誘い再び21-20のマッチポイント。ここで決まるかと思われた次の瞬間、内藤のサーブはサービスラインに届かずアウトとなり、よもやの再延長となった。この好機を逃したくない韓国ペアはチャン・イェナのスマッシュからイ・ソヒが詰めてプッシュを決め、22-21の逆王手とする。絶体絶命、誰もがそう思った流れであったが、その状況下でも決して引かなかった松尾/内藤は最後の最後に高い集中力で攻めたて、3連続ポイントを奪い94分に及んだ死闘に決着をつけた。


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