期間中毎日更新ライブスコアドロータイムテーブル・試合結果

もっと見る

スマッシュクイーン

YONEX OPEN JAPAN 2015のスマッシュクイーンをご紹介します。

詳細

もっと見る

NEWS

男子シングルス準決勝

緊張感のあるラリーとコートを一閃するショットで観客を魅了、王者復活へのカウントダウン。

リン・ダン(中国) 21-17 21-17 トミー・スギアルト(インドネシア)

オリンピック2大会連続金メダルをはじめ数々のビッグタイトルを手にした伝説の男、リン・ダンが準決勝に登場、この大会に照準を合わせてきたインドネシアのトミー・スギアルトとの一戦に臨んだ。

第1ゲームは厳かな雰囲気の中、ラリーで幕を開ける。準決勝の舞台らしく、互いに様子の探り合いで丁寧に球を繋いでは、好機にスマッシュをコースいっぱいに決めて点を取り合っていく。詰めかけた観客の期待を受けて戦うリン・ダンは、9-11とビハインドのインターバル開けに最初の勝負を仕掛ける。相手を左右に大きく揺さぶる配球に転じ、チャンスを作ってはスマッシュを沈めていき4連続ポイントで13-11と逆転する。対するトミー・スギアルトも絶妙なクロスショットを武器に追いすがるが及ばす、リン・ダンが21-17で奪う。

第2ゲームに入るなり、リン・ダンはギアを入れ替える。スピードに乗ってシャトルの下に入り込み、次々にスマッシュと切れ味鋭いカットを沈め、6-2と先行する。負けじとトミー・スギアルトもスピードを上げ、激しいラリーから思い切りよく打ち抜いてエースを重ね、勝負は次第に体力勝負の様相を呈していく。ここからは絶対王者のリン・ダンとしてもミスがかさむ苦しい時間であったが、終盤にはネット前のクロスショットを有効に使い、掴んだチャンス球を確実に決めて逃げ切り、21-17で決勝戦への切符を手にした。

試合後、リン・ダンは「コートの中では誰も助けてくれないので、気持ちを落ち着かせて全力で戦った。第2ゲーム終盤にはライトが気になって強打をためらう場面もあったが上手く勝つことができた。この点については状態をうまく調整して明日の決勝に臨みたい。」と気持ちを引き締めていた。


女子シングルス準決勝

進化する山口の強さを証明した激闘!

山口 茜(勝山高校3年) 21-12 15-21 26-24 ワン・シーシャン(中国)

粘るだけではなく自分の力に持っていける山口は、第1シードのキャロリーナ・マリン(スペイン)をフルゲームの末に下して世界選手権の雪辱を果たしたワン・シーシャンと顔を合わせた。勢力図が変わりつつある中で何とか牙城を守りたい中国最後の砦を山口が昨日に続いて撃破するのか楽しみな戦いとなった。

第1ゲーム最初のポイントを山口がクロススマッシュで奪うと「茜いいぞ!一本」と大観衆から声援が送られる。これに答えるように連続5ポイントを奪う。山口にペースを握られたくないワン・シーシャンは低いロブにドリブンクリアを多用するスタイルに変更する。しかし山口は終始落ち着いて自分のプレーを貫き、持ち味のドロップに加え相手が柔でくれば鋭いショットで対抗しポイントを積み上げていき13-5と大きくリードする。この大会の山口は気の緩みがなく常に緊張感を持ってプレーしており、終盤に連続5ポイントを奪い21-12とあっさり奪う。/

第2ゲームに入るとワン・シーシャンも粘りを見せてお互いに譲らぬ展開が中盤まで続く。山口のスピードが落ちたわけではないが、低いロブとドリブンクリアに押され苦しめられリードを広げられてしまう。しかし山口はそれでも我慢のレシーブからチャンスを待ち追い上げるが15-21で失う。

ファイナルゲーム、山口は常にワン・シーシャンに先行される展開となる。ロブで押し込まれ意図的にヘアピン勝負を仕掛けてくるワン・シーシャン前に9-14とリードされる。この局面を打開しない限り勝利が見えない山口は「無理に仕掛けないで大きくまた開き直って相手のミスを誘うよう心掛けたという。」そしてまずスマッシュで1点、そして相手ミスでもう1点と追い上げるが、したたかなワン・シーシャンはスピードを上げて山口をコートいっぱいに動かし2点を奪い再び引き離す。それでも山口は怯まずに果敢に相手の懐に飛び込んでヘアピン勝負でポイントを奪う。こうした向かっていく姿勢が15-18と劣勢ながら終盤のお互いに苦しい場面で山口が息を吹き返す。ドライブ戦を制するなど一気に3ポイントを奪い一旦は18-18の同点に追いつくが、クロススマッシュなどで18-20と後がない状況に追い込まれる。しかしここから底力を見せドロップで加点すると、粘って粘ってのレシーブで相手ミスを誘いついに20-20とまた追いつく。さらにネット前に踏み込んでのフェイントの効いたヘアピンを決めて21-20でマッチポイントを握ると、会場のボルテージも最高潮に達し、熱い視線が注がれる。だがここで山口のロブがバックアウトとなり21-21で再延長に。次のプレーで山口のクリアがアウトとなり一転相手にマッチポイントが移るが、山口のフィジカルの強さがこれらを凌ぎついに24-24の同点にする。会場からは大歓声が沸き起こり「茜コール」が後押しすると形となりシン・シーシャンのロブがサイドアウトとなり25-24としてこのゲーム5度目のマッチポイントを山口が握る。ここで山口が渾身のスマッシュを決めて26-24で83分にわたる激闘を制し明日の決勝戦に進んだ。

山口は「今日は試合が終わるまで勝っている気がしなかった。目の前の1点に集中し、会場の応援もあって勝つことができた。スタミナ的にはきつかったし、転ぶことも多く自己採点は85点。」と厳しい自己評価をした。明日の決勝戦についは「最後なので思い切ってまた楽しんでプレーしたい。2年前の優勝時と違い世界のトップの実力や自分の力を知って戦えると思う。」と熱闘に酔いしれる間もなく気持ちを引き締めていた。

奥原ワールドはついに決勝で花を咲かせるか

奥原 希望(日本ユニシス) 21-12 14-21 21-19 タイ・ツーイン(チャイニーズタイペイ)

タイ・ツーインは'14世界選手権での優勝をはじめ常に世界ランキング上位で活躍するチャイニーズタイペイのエース。一方奥原は世界ランキング9位と日本人最高位でこの大会初めてベスト4入りしさらに上を目指す。素早い動きで獲物を捉える動きのタイ・ツーインか粘り強くチャンスを待つ奥原か注目の一戦となった。

第1ゲームは気持ちの充実した奥原が積極的に仕掛けて自分のペースに持ち込む。「自信を持って出来た。怖いことはなかった。自分のベストパフォーマンスを出そうと思ってコートに立った。」と話す奥原が、昨日までの相手を寄せ付けずに圧倒したタイ・ツーインのプレーを出させない配球で21-12とわずか15分でこのゲームを終える。

第2ゲームに入るとネットプレーから大きくコートを使うタイ・ツーインらしさが出はじめる。これに対して奥原も球が上がってくるとすぐにスマッシュを放ち、ラリー戦の前に決着をつけようとするがコースを狙いすぎてアウトが多くなってしまう。10-9から連続8ポイントを奪ったタイ・ツーインがそのまま押し切り21-14で奪い返した。

ファイナルゲームに入ると序盤柔らかな身体と手首を活かして様々なショットを打ち分けるタイ・ツーインがリードする。この流れを変えたのはやはり奥原の「同世代の誰にも負けたくない強い気持ち。」だった。引くことなく圧力をかけて次第に自分のペースに持ち込み16-11とリードを広げる。「相手のプレーにも慣れてきたし、ストロークで勝負しようとして上手くいった。」と振り返る奥原が、必死に追い上げる相手に19-18の1点差まで迫られたが、落ち着いてプレーして21-19で勝利しこの大会初めての決勝戦に進んだ。

奥原は「明日は自分の力を出し切った方が勝つだろう。日本を引っ張っている山口選手には負けたくない。自分の身体の声を聞けるようになりトレーニング量をコントロール出来るようになってきた。元スーパー高校生として決勝の舞台を楽しみたい。」と笑顔を浮かべての会見となった。


男子ダブルス準決勝

タイトル奪取へ負けられない戦い、実力を見せつけた中国ペアが決勝へ

フ・ハイファン/ツァン・ナン(中国) 21-15 21-14 遠藤 大由/早川 賢一(日本ユニシス)

現在世界ランキング6位、単なる五輪出場ではなく4シードを狙ったレースを繰り広げる遠藤/早川が、長きに渡り世界1位に君臨した経験を持つフ・ハイファンを擁する中国の牙城に挑んだ。

第1ゲーム、序盤は遠藤/早川は丁寧にレシーブを組み立てて互角の滑り出しを見せる。5-5-から先に飛び出したのは中国ペア。「ドライブ攻撃がうまくいった。」とツァン・ナンの言葉どおり、強力なドライブを押し込んで5連続ポイントを奪う。「サーブ、ドライブなどが上手くかわせず、厳しい戦いになってしまった。」と早川が言うように、遠藤/早川は相手の強力なショットを単発では捌いているものの、連続攻撃となると対応しきれない。遠藤がスマッシュの高さを変えて打ちつつ、崩したところを早川がプッシュで沈めるなど、いい形での得点も見られたが、強打に勝る中国ペアが押し切って21-15でこのゲームを奪う。

第2ゲームも点の取り合いから始まる。遠藤/早川は早いラリーについていきながら、随所に持ち味を発揮した攻めを見せ、9-9と対等に渡り合う。しかしこの場面で一本のロブをアウトにしてしまうと、再び中国ペアの強力なアタックが襲い掛かる。フ・ハイファンの強烈なスマッシュに会場がどよめくと、コンビネーション良く強打を連発した中国ペアが瞬く間に6連続ポイント。この強打の雨に遠藤/早川は「自分たちのプレーをさせてもらえなかった。」とディフェンスを引いてしまい、最後まで攻略できない。結局あらゆるショットで上回ったフ・ハイファン/ツァン・ナンが21-14と日本ペアを退け、危なげなく決勝進出を決めた。

敗れた遠藤/早川は「今日負けてしまったが、この前のアジア大会まで何をやってもうまくいかなかったことを考えれば、昨日までの3試合で自分たちのプレーができた分収穫はあった。全体的にレベルアップはしているので、これからもっとしっかり戦っていきたい。」とまだまだ続く五輪レース、シード権奪取に向けて気持ちを切り替えた。

一方明日の決勝戦に進むフ・ハイファン/ツァン・ナンは「過去何回も対戦しているので、今日は自信を持ってプレーができた。粘ることを意識していたし、今大会はシャトルが遅いので力を込めて攻撃をしたのが功を奏した。明日も全力で頑張るよ。」と充実の表情を見せた。


女子ダブルス準決勝

アタックラリーのぶつかり合い、フィジカルで勝るデンマークペアがチームで勝利を掴む。

クリスティナ・ペダセン/カミラ・リター・ユール(デンマーク) 21-17 21-18 松尾 静香(NTT東日本)/内藤 真実(ヨネックス)

昨日の準々決勝で94分の壮絶な死闘を制した松尾/内藤が3年ぶりに準決勝の舞台に登場、ヨーロッパのエースであるデンマークのクリスティナ・ペダセン/カミラ・リター・ユールと対戦した。どちらもアタック力には定評があり、激しい打ち合いが期待された。

第1ゲーム、先に攻撃のペースを掴んだのは松尾/内藤ペア。相手ボディ、スペースと的を絞らせない配球の強打で7-3と先行する。しかし相手も世界ランキング3位の強敵。「コーチの作戦指示が的中し、一気に取り返せた。」というデンマークペアは、カットで丁寧に繋いで崩したところを強打で決めていくパターンに持ち込み、得点を重ねて17-10と大量リードを奪う。その後はミスもあって追い上げを許したものの、高さを活かした攻撃で最後はネット前に落とし、このゲームを21-17で先取した。

第2ゲームの前半は息の詰まる接戦となる。松尾/内藤は体勢を崩される場面も多かったが、松尾がシャトルをコントロールしてコートを広く使い相手を走らせ内藤がスマッシュを決めるなどして、11-11で後半の勝負に望みをつなぐ。だがここで上回ったのはデンマークペア。直後にロングサービスでエースを奪いワンプレーで流れを引き寄せると、角度あるスマッシュをテンポよく打ち込み、ネット前への最後の詰めも精度を増していく。今大会、粘り強いレシーブから勝機を見出してきた松尾/内藤であったが、ついにディフェンスを突破され、最後までアタックを講じたクリスティナ・ペダセン/カミラ・リター・ユールが21-16で勝利し、何度もガッツポーズ、感情のままに熱い抱擁をかわした。

試合後クリスティナ・ペダセン/カミラ・リター・ユールは「私たちのコーチは口うるさい時もありますが、今日みたいなときには本当に頼りになり、おかげで勝つことができました。決勝に上がれてとても嬉しい。明日の決勝戦も一生懸命頑張ります。」とデンマークチームとしての勝利に喜びを語った。

一方惜しくも敗退となった松尾/内藤は「初めから積極的に臨んだことで先行できたのは作戦通りだったが、細かい部分のミスや長身ペア相手によるプレッシャーで攻めきることができなかった。残念な部分も多いが、久しぶりにベスト4に入ってしっかり試合できたことは自分たちにとってプラス材料。来週からもトーナメントは続くので、今回以上を目指して2人で形を作って出る試合の1つ1つを勝っていきたい。」と、現状日本勢4番手という苦しい立場からの再浮上を誓った。


混合ダブルス準決勝

巧みなゲームメイクでリベンジを果たし、初の栄冠に王手

ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティーナ・ぺダセン(デンマーク) 21-19 21-16 キム・ギジュン/シン・ソンチャン(韓国)

混合ダブルス準決勝は世界ランキング5位でヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティーナ・ペダセンと世界ランキング67位のキム・ギジュン/シン・ソンチャンが顔を合わせた。7月に行われたチャイニーズタイペイオープンで初対決し、そこでは韓国ペアに軍配が上がっている。

第1ゲーム序盤、コンビネーションが噛み合わないデンマークペアに対して、韓国が攻めたて、8-4とリードを奪う。しかし、ヨアキム・フィッシャー・ニールセンの長身からのスマッシュと豊富なカバー力とゲームメイク、クリスティーナ・ペダセンの強気な前衛を武器に盛り返していく。16-16からキム・ギジュンのネットのミスなどでデンマークペアがゲームポイントを握る。韓国ペアも粘り強いラリーで20-19と詰め寄るも、ヨアキム・フィッシャー・ニールセンがスマッシュ、ドライブの連打の押し切り、21-19で奪う。

第2ゲームは「2ヶ月前の敗退があり、戦略を話し合って試合に臨んだ。」というデンマークペアが攻撃のリズムを掴み、流れを引き寄せる。一方の韓国ペアは「思うようにプレーできない焦りからミスが多くなってしまった。」と簡単なミスを重ねてしまう。デンマークペアはレシーブで左右に揺さ振り、甘いリターンを強打していく、我慢強いプレーで20-14とマッチポイントを握り、最後はヨアキム・フィッシャー・ニールセンがスマッシュで決勝進出を決めると雄叫びで喜びを表現した。 試合後、「相手はとても強い。今日はゆっくり休んで明日の戦略を考えたい。」とヨアキム・フィッシャー・ニールセンは大会初優勝に向けて意気込みを語った。


  • YONEX
  • BWF
  • 保険・生命保険のメットライフ生命
  • 日本バドミントン協会
  • 「アミノバイタル」│味の素株式会社
  • 再春館製薬所
  • サッポロビール株式会社
  • 日本ユニシス株式会社
  • 東日本電信電話株式会社
Copyright(c) 2004-2015 Nippon Badminton Association All Rights Reserved. 掲載の写真、記事の無断転載及び複写を禁じます。